認知症とは
一度獲得された知的能力(記憶、思考、理解、計算、言語、学習能力、判断など)が、その後、何らかの脳の疾患のため慢性的に低下し、普通の社会生活や日常生活が困難になる状況をいいます。
年齢が進むと誰でも物忘れをする可能性がありますが、日常生活の上ではそれほど困難なことはありませんが、認知症によっておこる物忘れでは、日常生活で支障をきたします。例えば昨日何を食べたかを思い出せないのは単なる物忘れですが、食べたこと自体をすっかり忘れてしまうのは認知症の疑いがあります。
まずは相談や検査をしてみることが大切です。
01「自分でできる認知症の気づきチェックリスト」をやってみましょう!
02認知症についての相談先
病気による物忘れにも様々なタイプのものがあり、治療によって治せるタイプもあります。治せなくても、症状の進行を遅らせる薬剤や対応の仕方があります。
認知症かもしれないと思ったときは、かかりつけ医・認知症相談医・地域包括支援センター・平野区保健福祉センター・平野区認知症初期集中支援チーム(ひらのオレンジチーム)に相談しましょう
03平野区での認知症を診療する専門医療機関
精神科診療所
伊藤クリニック・眞城こころの診療所・西脇クリニック・むいメンタルクリニック・吉村診療所
脳外科診療所
04るんるんネット
るんるんネットとは、医療と介護等の専門職や地域の団体で作る連絡会です。講演会やマップ作りなどのと啓発活動を軸に認知症高齢者を支える人のつながりづくりに力を入れています。
活動内容
1)年1回の区民向け講演会(平成22年度から)
2)年1回の専門職向け研修会(平成22年度から)
3)かかりつけ医認知症対応力向上研修(平成23年 平成28年)と平野区認知症支援マップ(るんるんマップ)の作成平成24年・平成28年)
4)ネットワーク推進に向けたワーキングチームによる活動(平成29・30年・令和1年)
5)平野区内の各団体の活動報告会(平成30年度)
6)認知症ケアパスの作製(令和2年度)
https://www.city.osaka.lg.jp/hirano/page/0000453529.html
05ひらのオレンジチーム
物忘れが心配になった時や医療機関に通院していても認知症の診断を受けていない時にご本人やご家族を支援する認知症専門の相談支援機関です。同時に若年性認知症の支援も行っています。
https://www.city.osaka.lg.jp/fukushi/page/0000113595.html
06平野区認知症予防事業
認知症は正しく理解し予防行動をとることにより、発症を遅らせることができるため、平野区では地域における認知症の医療・介護などに関わる専門職・団体などのメンバーと認知症予防の取組を検討しています。
https://www.city.osaka.lg.jp/hirano/page/0000455886.html#6
07平野区若年性認知症総合支援事業(ウィルサポ@ひらの)
国は新オレンジプランで若年性認知症の支援体制の構築を掲げているが、具体的な施策は示されず、各自治体での取り組みも不十分です。そこで、平野区独自の事業を平成28年度から立ち上げました。医師・福祉職・平野区役所・弁護士・労務士・当事者とご家族が参加し以下の活動を行っています。
1)相談・就労支援事業
相談には福祉職・医師会・福祉・行政機関・社会保険労務士・大学・弁護士が参加して対応する。
就労支援に協力してもらえる企業を開拓し、就職先を紹介するシステムを構築する
2)認知症カフェ:居場所確保のための場の提供
3)若年性認知症の人専門のデイサービスセンター
4)専門職への研修事業
https://www.city.osaka.lg.jp/hirano/page/0000455886.html
08医療と介護のセーフティーネット研究会
平野区内の認知症の人とその家族を支援する医療機関と福祉職を支援することを目的として精神科医・福祉職・平野区役所が協力して活動しています。
09大阪市の認知症アプリ
https://www.city.osaka.lg.jp/fukushi/cmsfiles/contents/0000431/431968/sinntirasi.pdf